スナックはキャバクラ同様のナイトワークですが、キャバの仕事内容はイメージがついてもスナックのイメージがつかない方も多いかと思います。
てか仕事内容のイメージは付くけど、そもそも違いがよう分からん
キャバとスナックは同じように見えて全然違う業種なんだよ
というわけでこの記事では、ナイトワーク初心者さんに向けてキャバクラとスナックの違いを紹介します。
どちらの業種にしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
お店探しもお任せください💪
スナックとキャバクラの違い
では早速ですが、スナックとキャバクラの違いは以下の通りです。
ノルマの有無
ノルマの有無がスナックとキャバクラの大きな違いです。
- ドリンクノルマ
- 指名ノルマ
- 同伴ノルマ
など、キャバクラでは当然こなさなければいけないノルマがスナックではすべてありません。
スナックは基本的にママのお客様なので、逆に同伴やアフターなどお客様に好かれすぎてしまうのはNGな場合もあります。
バックの有無
ノルマがないということは「バックがない」ということ。
ノルマがあるということは「バックがある」ということ。
つまり、スナックではシャンパンを開けても同伴をしてもお給料にプラスされないということです。
スナックは時給のみ、キャバクラは時給+バックという認識でOK🙆♀️
平均時給の違い
スナックは経験者であっても時給1000円台のところが多めで、キャバクラは初心者でも時給3000円台のところが多めです。
一方でキャバクラは「自分で稼がなければいけない」要素が強いので時給が高く設定されています。
稼げるキャストになると時給ではなく、日給ウン十万円で働く子もいるよ💸
衣装の違い
キャバクラはヌーブラ必須のような派手で華やかなドレスを着なければいけません。
実は高級店のキャバクラでは「同じ衣装は月に2回まで」というルールがあったりするので、衣装代はかなり高額になります。
しかし、スナックは私服やワンピースでOKです。
お店の雰囲気やママの方針にもよりますが、ジーンズでもOKなお店もあります。
だから持っている服の中でちょっと派手目な服をチョイスすれば大丈夫◎
ヘアメイクの有無
スナックはあまり派手な髪型は好まれません。
なぜならママよりも目立ってはいけないからです。笑
お店によってはストレートのままでも大丈夫なお店もあります。
対してキャバクラに出勤するには美容室でのヘアメイクが必須なお店がほとんどになります。
華やかなドレスを着ているのに自己流セットだと、髪型だけ浮いちゃうしね😢
なので、出勤前の1時間前には美容室に入ってセットしている人がほとんどです。
ただし、キャバクラも地方店などであればストレートOKのお店もあります。また、美容室ではなくお店にヘアメイクさんがいるケースも多いです。
アフターの有無
スナックではアフターが発生することはほとんどありません。
むしろママのお客様を取ることになってしまうので、アフターに誘われてもお断りするのが原則です。
ママにアフターしてあげて!と言われれば別ですが、時給で働いているので嫌ならお断りしても全然問題はありません。
キャバクラは自分でお客様を作っていかなければならないので、リピーターになってもらうためにはアフターに行って気に入ってもらうのも営業方法の一つ。
強制ではないけど、アフターに行く子に比べ指名率は比例してしまうのも厳しい事実…
指名制度の有無
スナックは指名なしで接客するスタイル。
女性として気に入ってもらうよりも「お店の子」として気に入ってもらうことが重要なのです。
なぜなら客はママ目当てだから。笑
特定の女の子目当てで通うお客様もいますが、もちろん指名料は入りません…
対してキャバクラは、指名をとって初めてお仕事が成立するくらい指名が重視されます。
カラオケの有無
スナックはほとんどのお店にカラオケが付いています。
会話が持たないとき、苦手なお客様を成立するときはカラオケに逃げることができます笑
これがカラオケの1番のメリット!笑
キャバクラはお店によってバラバラですが、会話を大事にしてリピーター客にしないといけないため、カラオケを置いていないお店もあります。
接客スタイルの違い
スナックは団体さん用にボックス席が少しあったとしても、基本的にはカウンターで接客します。
カウンターだとお触りされることがないから安心。
カウンターの大変なところは何組かのお客様を一緒に接客しないといけないこともあります。
逆に、隣に付いて接客するのがキャバクラです。
1人の客に集中しないといけないから、会話スキルや接客レベル、そしてお触り回避力が求められるよ
店内責任者の違い
スナックの責任者はママです。
ママが1人でお店の権限を持っています。
そのためママのことが好きでないと続けられません。
スナックはママが好きで通うお客様がほとんどなので、ママを好きになれないとお客様とも合わなくなってしまう可能性大です。
対してキャバクラの責任者(店長)は男の人が99%。
客が暴走したり、ひどい酔っ払いの人がいても男の人が対応してくれるのは心強いところ◎
ボーイの有無
スナックはいわゆる雑用を自分でやらなければいけません。
- 開店準備
- 洗い物
- フード作り
- テーブルセット
- 掃除
- 伝票付け
- 会計
- お酒などの発注
などなど。意外にもすることがたくさんあります。
それに対してキャバクラではボーイさん(黒服さん)がこれらのことを全てやってくれます。
アイスやミネラルウォーター、メニュー、灰皿など接客に使うものは「お願いします」の一言でボーイさんがすぐに飛んで持って来てくれるんです。
その分接客に集中できるから嬉しい
接客方法の違い
キャバクラはイメージ通り個人プレーです。
自分の力がとことん試されます。
1人でいかに盛り上がれるか、そして指名までこぎつけるか、どんな高いお酒が下せるかが勝負です。
対してスナックは、人数さえ余っていれば1人のお客様に店の女の子全員が付くなんてことはザラにあります。
みんなで盛り上がれることができたらそれでOK
団体プレーのメリットは、苦手なお客様でもみんなで盛り上がればなんとかなることが多いことです!笑
色恋の有無
キャバクラに通うお客様はキャバ嬢の女の子と付き合いたくて通う人も少なくありません。
そのため色恋は必然的に多くなります。
お客様全員が大好きならウェルカムですが、嫌だなぁ…と思うお客様も残念ながら出てきます。
そんなお客様に限って本指名してくるのがキャバクラあるある
そんなお客様も自分で対処していかなければいけないのが、キャバクラの大変なところ…
スナックは、しゃべりたい!歌いたい!飲みたい!のような単純な気持ちで来店することが多いので、仲良くなっても色恋まで求めてくるお客様は少ない傾向です。
ただ、絶対に0ではありませんので、そこだけはご注意を…
年齢層の違い
スナックは年齢層が高めなことがほとんどです。
20代のお客様が1人で来店なんてほぼありません。笑
逆にキャバクラはスナックに比べ、若い方が好んで来ます。
お酒の飲み方にも勢いがあるから注意してね💦
キャバよりもスナックが向いている人の特徴
それぞれの違いが分かったところで、次はキャバクラよりもスナックが向いている方の特徴を紹介します。
- 副業でやりたい人
- ノルマに追われるのが嫌な人
- 個人プレーが苦手な人
- お酒が飲めない人/強くない人
- カラオケが得意な人
- 30代以上の人
- 働きやすさを求める人
副業でやりたい人
お昼も仕事をしている人がキャバクラで働くには体力的な問題・時間の問題が出てきます。
なぜならキャバクラは、出勤前にヘアメイクが必要であり、同伴ノルマなどもこなさなければいけません。
そして、もしアフターに行くとなれば本業の仕事終わり、しかもお酒が入った状態でアフターをするのは想像以上に大変なものです。
翌朝もまだお酒が抜けていないまま仕事に向かうと本業にも支障をきたすよね…
対してスナックは、同伴や凝ったヘアメイクの必要がないので、これだけで出勤への敷居はだいぶ低くなりますよね。
それに時間〜時間の契約なので無理にアフターに行かなくても大丈夫!
明日の仕事に支障が出そうならお酒を断ることもできるので副業にはもってこいです!
ノルマに追われるのが嫌な人
若く夜のお仕事1本でも時給が安いスナックで働く子はたくさんいます。
その理由が「ノルマがないから」という理由がほとんどです。
キャバクラやクラブ、ラウンジ、ガールズバーなど、これらのお店はどれを取ってもなにかしらのノルマが付いてきます。
まったくノルマがないのはスナックだけなんだよ🥺
ノルマに追われる必要なく、お昼の仕事よりもいい時給で働けるのはスナックの最大の魅力です。
個人プレーが苦手
ずっと1人のお客様に付いて話すって本当に難しいんです。
接客していても沈黙になってしまったり、雰囲気作りが下手だと個人プレーで大金を稼ぐことは難しいですし、お客様に楽しんでもらえない可能性があります。
スナックはフォローし合える環境にあるので、自分1人でテーブルを盛り上げる自信がなくても大丈夫です!
お酒が飲めない人/強くない人
キャバクラは飲んで売り上げを作るところです。
お酒が飲めないと作れる売り上げには限界があります。
1杯ごとのドリンクだけならこっそりとノンアルにしてもらったりできますが、お客様の好意で入れてもらったシャンパンに口を付けないというのはマナー違反です。
そうなると稼ごうと思ってもなかなか稼げませんよね。
でも、スナックは飲んでも飲まなくても時給は一緒なので、ママもお客様も強くお酒を勧めたりしません。
むしろ「お酒飲めないのでジュース頂いていいですか?」と言ってオレンジジュースでも入れると500円〜1000円ほどお会計がアップするので、むしろママには喜ばれます。笑
カラオケが得意な人
スナックで働くうえで欠かせないもの。
それは「カラオケ」です。
カラオケが得意だとスナックでは最強の武器になります!
カラオケ勝負しよ~なんて言われたら少なくとも10分は会話しなくてもいいので、カラオケは本当に便利なんです笑
30代以上の人
スナックはキャバクラよりも年齢層が高いため、20代の若々しい子よりも大人の魅力が出せる子のほうがお客様からの人気が出ます。
20代で夜のお仕事が体力的に厳しくなってきたかな…
という方にもスナックはチャレンジしやすいかと思います。
また、意外と気付かない人が多いのですが、キャバクラよりも大人のキャストが集まっているので、人間関係で揉めることも少ない傾向にあります。
働きやすさを求める人
ママや他のキャストとの相性がいいと、スナックは一番働きやすい夜のお仕事とも言えます。
ドレスやジュエリー代もあまりかかりませんし、キャバクラに比べて出ていくお金が少ないのも大きいですよね。
もし、本業をしていて残業になってしまったりしたら、夜のお仕事ではどんな理由であれ罰金を取られてしまいます。
しかし、スナックはママに連絡さえすれば罰金が発生することはありません。
でも、信用問題に関わるからやりすぎには注意🙅♀️
働きやすさを求めるのであればスナックが1番気楽と言っても過言ではありません。
スナックとキャバクラの違いまとめ
細かい違いをいえば数多くありますが、極端に分かりやすく言えば究極にゆる〜いキャバクラという認識OKです。
全然違うけど、キャバはイメージできてもしスナックはイメージしにくい人多いと思うし
まあ実際のところお酒の席で男性客と会話をすることは変わらんからね
- お金よりも働きやすさ重視
- 若い子に混ざって働くのが不安
- 個人の力で売上を作れる自信がない
そんな方は、キャバではなくスナックで働いてみるのがオススメです。