キャバクラ=高時給というイメージがありますが、実際のところ時給いくらくらいなの?と思う方も多いと思います。
たしかに高時給ってイメージだけが先行してて未経験さんなんかは実際の時給をイメージしにくいよね
まあ、キャバは最低時給でも世間一般的にみれば高時給なのは変わりないんだけど、具体的なイメージはしにくいよね
ということでこの記事では、キャバクラの平均時給と時給決定の基準・時給アップのポイントまで掘り下げて解説します。
お店探しもお任せください💪
キャバ嬢の平均時給ってどれくらい?
サクッと結論からですが、キャバ嬢の平均時給は「3000円」が相場です!
えーでも求人サイト見ると時給6000円とかあるよ🥺
求人サイトに6000円〜と書かれていてもそれは「ルックス綺麗で経験があって自分のお客さんを持っている」場合だよ
完全な素人が6000円もらえることは、ほぼありません!
ただし、時給6000円でも間に合わんようなルックスをお持ちの美女であれば経験に関わらず6000円でも7000円でも時給10,000円でも出ます。キャバクラは容姿商売なので、見た目に応じて時給も上がると覚えておきましょう。
求人サイトの高時給を信じて面接に行くと悲しいことになるので知っておいてください…
そもそもキャバクラの時給ってどんな基準で決まるの?
じゃあ、時給3000円の子もいれば時給6000円の子もいるキャバクラ業界では、どのように時給が決まるのかという話です。
だいたいこの3つでキャバクラの時給は決まるよ👇
- 顔の良さ
- 自分のお客さんを呼べること
- 夜のお仕事の経験値
- 週の出勤日数
顔の良さ
キャバクラの時給決定基準において、ルックスの良さは最も重要なポイントです。
それくらいキャバクラの時給と顔面レベルは重要な関係があるんです。
ワイの店の店長が言ってたけど、顔が良いと客も付いて売り上げUPに繋がるし、1000~2000円の時給アップは痛くないらしいよ
しかし、顔の良さで敢えて店側から女の子の希望時給以上にアップするケースは滅多にないので、基本的には交渉ありきになります。
自分の顔面レベルに合わせた時給交渉をする手段としては、以下の2パターン。
- 自分で面接時に交渉する
- スカウトなどの紹介を通して交渉してもらう
自分で「私、可愛いのでもう少し時給出ませんか?」というのもアレなので、できればスカウトを通しておくと交渉も楽になります。
スカウトは貴女を客観的にみた上で、限界値の時給まで交渉して引き上げてくれるのでオススメです。
自分のお客さんを呼べること
仮にルックスには自信がなくても、「お客さん持ってる子なんだ!」と分かってもらうと時給も変わってきます。
- 自分のお客さんが何人いるか
- 同伴はどれくらいできるか
- 指名はどれくらい取れるか
- どれくらいの売り上げが見込めるか
などの内容によって時給は大きく変わってきます。
前店での経験があって既に客を持ってる子なら、ルックス以上の時給をだしても客を呼んでもらえば店としては元取れるしね
お客様を持っているかどうかで大幅時給アップの可能性もありますので、自信がある子はどんどんアピールしていきましょう!
夜のお仕事の経験値
夜職の経験も時給アップのポイントに繋がります。
以前にガールズバーや他店のキャバクラで働いていたなどの夜職の経験値でも時給は変わってきます。
全くの未経験と夜のお仕事3年目なら、店は3年目の子の方が欲しいって思うのは当たり前だよね
未経験で6000円は厳しいとお伝えしましたが、経験値があってたくさんお客様を持っていると多少ルックスが劣っても「時給6000円」くらいは普通に付いてくるんです!
例とはいえ6000円はなかなか高い壁なので、「ガールズバーで経験あるので時給500円アップしてください!」くらいなら軽めに言ってみてもいいかも!
週の出勤日数
最後のポイントとして大切なのは、出勤日数です。
どれだけ可愛くて、どれだけ経験豊富でお客様を持っていても月に数回しか出勤できないような子だと高時給は難しいです。
基本的には週に3日以上が採用範囲内の出勤回数でして、週末を含む週4以上出れるようなら時給アップにも繋がってきます。
週5以上(レギュラー)であれば、本来は時給3500円だったところ4500円にアップというケースも珍しくありません。
ルックスとか経験はすぐにどうにかなるもんじゃないけど、出勤日数を増やすことは誰でもできることだよね!
未経験さんからすれば、出勤日数を増やすことは時給アップの施策として最も簡単で効果的な施策となりますので、少しでも高時給で働きたい方は1日でも多く出勤できるようにしてみてください。
どうしても週1日や不定期出勤しかできない方は、在籍で時給アップを目指すのではなく固定時給のキャバクラ派遣がおすすめです。
意外と知らないキャバクラの時給の種類
ひとことにキャバクラの時給とはいえ、時給にも複数の種類があり、さらに様々な給料システムの上で時給が決定します。
ここではキャバクラの時給の種類と主な給料システムについてざっくりと紹介するよ👇
- 体入時給
- 保証時給
- ポイントスライド
- 売上スライド
- 給率
体入時給
体験入店の際に使われるのがこの体入時給です。
体入時給で働く場合に知っておかなければいけないポイントがあります。
それは「体入時給がそのまま本入後の時給にならないかも」ということです。
体験入店で5000円の時給が出ていたとしても、本入後は3000円にされた…なんてよくある話です。
求人サイトなんかで記載されてる高時給は、ほとんど体入時給に限った話だから気をつけようね😢
体入時給は5000円だけど、本入後は3000円スタートなんてことはザラだよ
体入時給はあくまで体験入店の際の時給であって、本入後の時給とは全く別物になりますのでご注意ください。
ただし、売り上げがしっかり取れている子はそのままキープの場合や、逆に時給アップすることもあります。
保証時給
保証時給とは、新人期間の間は売り上げ・指名・バック率に関わらず時給は変わらないという素敵なシステム。
保証荒らしってのは、売上関係なく時給が貰える期間だけ働いて、保証時給が切れたら辞めちゃうってことね💦
新人の間は売り上げや指名が取れないのは当たり前なので、この「保証時給」期間中にお仕事を覚えて数字を伸ばせるようにならなくてはいけません。
期間は普通なら1〜2ヶ月、可愛くて見込みがありそうなら3か月以上伸びることもあります。
保証が無くなって焦る前に、保証期間内にたくさん出勤してお客さんを増やすことが大切です!
ポイントスライド
ポイントスライドとは、時給というよりは入店後の時給を決める基準となるシステムのこと。
本指名・ドリンク・同伴・延長など1つ1つにポイントがあり、トータルのポイントによって時給が決まるスタイルです。
イメージとしてはこんな感じで時給が計算されるよ👇
- 0~20pで2500円
- 20~30pで3000円
- 30~40pで4000円
- 50Pで5000円
ポイントスライド制のお店は指名や同伴によってコツコツ稼ぎたい子にオススメです。
ポイントスライド制のお店は副業で働いている子が多いので、大学生や若い子が多いのが特徴。
売上スライド
売上スライドも時給というよりは給料システムの話。
みなさんがイメージされるザ・キャバ嬢がこの売上スライドのお店です。
インスタで見かけるような稼いでいるキャバ嬢はほぼこのスタイル
お客様が100万使えば50万バック、そして時給も1万超えなんてザラにあります。
しかし、これは本指名でないとカウントされないので自分にお客さんが付いていて、かつ大金を使ってくれるお客さんがいる子向けのお店になります。
こういった女の子たちは月に何百万、何千万という売り上げを持っています。
大金は無理だけど、指名は取れるよという子はポイントスライドのお店のほうがいいかも
このスタイルのお店は顔面偏差値が異様に高いのが特徴。
給率制
キャバクラのお給料は「時給+バック」というイメージですが、そうでないお店もあります。
給率制は高級キャバクラやクラブなどで採用されている方法です。
簡単に説明すると「売上が自分の給料よりあるか」ということです。
計算方法としては、こんな感じだよ👇
- 350,000(給料)÷500,000(売上)
=70%【黒字】 - 350,000(給料)÷300,000(売上)
=116%【赤字】
ようするに、自分のお給料より稼いでいたら黒字キャスト、自分のお給料より売上がなかったら赤字キャストということになります。
どこのお店でも70%を切ると優秀キャストと呼ばれています。
優秀キャストになるとバック率などがUPしたりします。
逆に赤字キャストになってしまうともちろん罰金やペナルティが付いちゃうよ…😢
この給率制は時給がなく、「完全売上制」なので売上が0であればその日は無賃金になってしまいます…
このシステムのお店は超仕事のできる女の子向けですね。
元キャバ嬢が解説!キャバクラの時給アップのポイント
では最後に、時給アップのポイントも併せてご紹介します。
入店後の時給を上げるには、次の5つのポイントを意識してみてね👇
- 事前に夜職経験を作る
- 出勤日は同伴で入る
- どのキャストより飲む
- キャラ設定を完璧にする
- 極限まで出勤数を増やす
事前に夜職経験を作る
全くの未経験だと入店前に交渉の余地がありません。
それこそルックスと出勤日数だけの判断で時給が決まってしまいます…
なので、1ヶ月でもいいのでスナックやガールズバーで修業しておくことをオススメします。
たった1ヶ月だとしても夜職を経験しておけば、
- 水商売の経験あります!
- 少ないですがお客さんもいます!
っとアピールできますよね。
スナックやガールズバーの仕事はキャバ嬢に憧れている子には物足りないかもしれませんが、キャバクラとはまた違った経験もできますし、お客様との話の話題にもなるので挑戦してみてください。
出勤日は同伴で入る
できる限り出勤日は同伴で入るように心がけてみてください。
そのため、出勤日は同伴するようにしていると時給の交渉がしやすくなってきます。
毎回同伴してるから、そろそろ時給UPお願いします!
というようなお願いも通りやすくなります。
どのキャストより飲む
やっぱりキャバ嬢と言えば「お酒」です。
私はキャバ嬢時代、お酒をどのキャストよりも飲んで売上を作って場を盛り上げて指名を取っていました。
もちろん毎日二日酔いでフラフラした…笑
お客さんは頑張っている子を応援したいし、無茶してでも飲んでいるとお店も努力を買ってくれるんです。
シャンパンやワインなど抜きものはアルコール度数が強くて大変ですが、飲めば飲むほど売り上げも指名も上がり、時給アップには1番の近道と言っても過言ではありません!
危険なので、無茶したとしても二日酔いになる程度にしておきましょうね…!
キャラ設定を完璧にする
キャバ嬢はキャラ設定も非常に重要です。
私もキャバ嬢時代、「よく飲むお笑いキャラ」で営業していました。
色恋営業をするのが苦手だったので、このキャラを通して友達営業をしていました。笑
おじさんに恋愛感情を向けられるのが気持ち悪くて…笑
キャラを覚えてもらえればお客様からの指名も増え、笑ってもらえると抜きものもよく開いていました。
そうすると必然的にお店にいないといけない子となり、離さないためにお店側から(時給上げるから他店に移らないでね)というニュアンスの時給アップを交渉されます。
数多くのお店を見てきましたが、どのお店でも売れている子はキャラ設定が上手でしたね。
- 妹キャラ
- お姉さんキャラ
- お笑いキャラ…
なんでもいいんです。
そのキャラに合ったお客さんが付いてくるので、自分のキャラを設定して営業してみてください。
極限まで出勤数を増やす
保証時給アップ同様に、入店後であっても出勤日数は重要なポイントです。
キャバクラの仕事において出勤日数が多いことのメリットはあってもデメリットはありません。
出勤日数が多ければそれだけフリーのお客さんに付く回数も増えるし、指名客獲得のチャンスが増えるってことだからね
また、平日しか来店されないお客様や週末しか来れないお客様、特定の曜日しか来れないお客様などにも幅広く対応できます。
出勤日数を増やすことで「努力値」としてお店への評価が高まる上に、多くのお客様を獲得できるチャンスに繋がります。
時給に伸び悩んでいる方は、まずは出勤数を1日でも多くすることから始めてみましょう。
キャバクラの平均時給まとめ
というわけで、この記事の重要なポイントをまとめると・・・
- キャバクラの平均時給は3000円ほど
- 高い子だと時給6000円以上の子も!
- 体入時給と入店後の時給は別物
- 保証時給はルックスや出勤日数・経験重視
- 本入後の時給は実力で上げる
といった感じです。
永久保証のお店でもない限り、固定時給として貰えるのは保証期間だけなので、保証が切れる前にどれだけお客様を掴めるかが重要になります。
面接だけで精一杯なのに、そこまで交渉できないよ😢
そんなときはスカウトを通すのがオススメだよ
スカウトを通せば保証時給・保証期間はもちろん、そのほかの条件も貴女の代わりに交渉してくれるので、お店探し〜入店までがグッと楽になります。